口臭と乳酸菌 ヨーグルトで歯磨き?

ヨーグルト

善玉菌で口臭改善へ

ヨーグルト 寝起きに口の中がネバネバしている人は、細菌が繁殖しているので臭いも強いです。唾液には臭いや歯周病、虫歯の原因である細菌を殺す効果がありますが、就寝時には唾液に分泌が減るため細菌が発生しやすいです。

口の中は腸内と同じように善玉菌と悪玉菌が存在します。歯磨きの不足などで食べカスが口の中に残ると、悪玉菌が増えて歯周病や虫歯を引き起こし、強い臭いを放つようになります。口臭を抑制するために口の中の細菌を全て殺してしまうと、良い菌までいなくなってしまうので、根本的な解決にはなりません。

そこで最近は良い菌を増やすことで、虫歯や歯周病を予防して口臭を改善するプロバイオティクスという方針が見られます。その分野で注目されているのが乳酸菌です。

乳酸菌で歯周病も虫歯も防ぐ

多くの乳酸菌は胃腸で作用しますが、LS1は唾液中に存在して口の中で働きます。

東海大学における実験では、LS1と歯周病の原因であるジンジバンス菌を培養したところ、ジンジバンス菌の活動が低下しました。歯周病が治れば不快な臭いも消える可能性が高いです。
LS1は乳酸を発生させることで歯周病の原因菌を減らしますが、酸に弱い性質を持つため虫歯のリスクまで減少させます。LS1を含んだ製品はタブレットになっており、1日3粒を口の中で舐めることで、高い効果を得られます。午前と午後、夜にそれぞれ使用しますが、就寝前にしっかりと歯磨きをした状態で、歯茎が腫れている部分にタブレットを重点的に置くのがポイントです。

ヨーグルトで歯磨き?

東京医科歯科大学病院の和泉雄一教授は、歯磨きの仕上げとしてヨーグルトを用いるやり方を提案しています。

歯ブラシに無糖ヨーグルトを少量載せて、食べカスが溜まりやすい歯と歯茎の間を10秒間軽く磨いて、水で十分にすすぎます。加糖や果物が入ったヨーグルトは乳酸菌以外にも余計に栄養を補給して、虫歯になることがあるので注意します。

通常のヨーグルトは、食べる前に少し口に含むことで多少の効果を得られます。さらに胃や腸の不調が口臭を引き起こすこともあります。解くに高齢者は腸内の善玉菌が減少しているので、臭いの元である揮発性ガスを生み出していることが多いです。

ビフィズス菌やアシドフィルス菌などの乳酸菌は、腸内環境を整える効果があります。また人の母乳に含まれるロイテリ菌には免疫力を上げて虫歯を予防する作用があります。これらは薬ではないので、子供から高齢者まで副作用を心配しないで摂取できます。

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